YEG.商工会議所青年部
令和4年度 山口商工会議所青年部会長所信

山口商工会議所青年部 会長 中田 寛之
青蕾〜共に進もう!新たな時代の向こうへ〜
この度、山口商工会議所青年部第45代会長に就任いたしました中田 寛之です。自分は、山口商工会議所青年部創立35周年に入会をし、今年度で11年目を迎えます。11年間の青年部人生を振り返ると、多くのご先輩方にご指導をいただけたことや、どんな時も寄り添ってくれる仲間たちに支えていただけたからこそ今の自分があるのだと思います。また、なにより自事業所の皆様にもこれまでの青年部活動においてご理解とご協力を頂けてきたこと、ひとえに「全てに感謝」しかありません。
山口商工会議所青年部2022年(令和4年度)は、創立40周年から創立50周年を繋ぐ節目の創立45周年の年度です。また、日本商工会議所100 周年・日本YEG40周年を迎える記念すべき年度でもあります。
山口商工会議所青年部中期ビジョンの集大成の年度を迎えるにあたり、40周年から中期ビジョンとして受け継がれた山口YEG宣言の3つの言葉を不完全ではなく完全に達成するため、更なる付加価値の向上と共にビジョンの策定をしていきます。
新型コロナウイルスという新時代に突入し、依然経済も各地で厳しい状態が続いています。また、我々においても、人と人との接触をなるべく避け、接触の際はマスク着用など、まともに面を向いて話すことも難しい苦境の時代の中で活動をしております。
ですが、我々はこのような時代においても、山口に求められる組織で絶対にあり続けなければなりません。山口を衰退させない為にも我々は絶対に歩みを止めてはならないと思います。会員一人一人が山口の中心となって活動をしている意識をしっかり抱き、それらが集まった時、この愛するふるさと山口は大きく変わると思っております。
令和4年度スローガンは青蕾(しょうらい)~共に進もう!新たな時代の向こうへ~といたしました。青蕾(しょうらい)は我々青年部の青と蕾を合わせた造語ですが、新しい時代だからこそ新しい想いで挑みたいという意思を持たせていただきました。
蕾という漢字は、草冠と雷という漢字からできています。雷の字が持つ、物事を「集中」させ「凝縮」させる力と、草冠がもつ「根強さ」と「広範囲に広がる繫殖力」のこの二つの力があります。
また、蕾は半人前ということの意味もありますが、一人前じゃない=半人前ではなく、一人前になっていたとしても、まだまだ未熟であると自覚をする事で、どこまでも自分の伸び代を引き延ばしていく資質を持っているという意味合いももっています。
我々山口商工会議所青年部は、どのような環境下でも、諦めることなく行動するバイタリティー(ド根性)があるので歩みを止めず経験をしっかり溜め込み、根強き心を元にして、何事に対してもあきらめることなく未来を切り開いていかなければならない想いでこの度スローガンを考えさせていただきました。
サブテーマは、このコロナという新時代の更なる向こう側の明るい時代に向けて、突き進み、成長していきましょうという意味合いです。
自分にはもうかすかに明るい兆しが見えます。この苦境の時代を生きた我々は今、強く逞しいです。その我々が更なる明るい未来ある山口を創出させるために一丸となり、新しい時代だからこそ新しい発想を生み出し、多くの「笑顔」を作りましょう!
一年間、よろしくお願いいたします。
会長 中田 寛之